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日本アニメーション(株)広報ブログ

「あらいぐまラスカル」「ちびまる子ちゃん」「ペネロペ」中心に、最新情報を広報視点でお届けします

映画『シンドバッド』は、「上司に耐えるおじさん」の活躍が見どころです!?

その他

5月14日に公開となった、弊社の40周年記念作品『シンドバッド』。

弊社が40周年を迎えた2015年の夏から順次公開されていた映画シリーズです。
すでに第1弾・第2弾が公開されており、本作は完結編という位置づけなのですが、初見の方もご安心を。第1弾・2弾のダイジェスト版と完結編を一気にお楽しみいただける構成になっています。

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公開初日には主人公・シンドバッド役の村中知(とも)さん、ヒロイン・サナ役の田辺桃子さんをお招きしての舞台挨拶も行われました。

animeanime.jp

この広報ブログでも『シンドバッド』の魅力をお伝えしようと思ったのですが、上記のアニメ!アニメ!さんやおたぽるさんの記事をはじめ、充実した素敵なレポート記事が複数ございましたので、そちらをご覧いただいた方が早いと確信しました。(本当にありがとうございます!!!)

 

以上です。

 

…というのも寂しいので、鑑賞し終えた者のひとりとして、純粋に感想を書き綴ってみます。

普通すぎる主人公!?シンドバッド

海を舞台にした冒険譚というと、派手なアクションというか特殊能力というか悪魔の実というか…が脳裏をよぎったりもするのですが、本作の主人公・シンドバッドはごく普通の男の子です。

シンドバッド

向こう見ずなところもありますが、破天荒というほどではありません。
そして全然強くない。装備は短刀ですが、ジャングルでも全然使いこなせない。サバイバル力に少々不安を抱くほどです。

でも、作品全編を通じてとにかくやさしい。そしておだやか。たとえば「仲間のためにィ!!」なんて言いながら血走った眼で敵を睨み付けるようなことは、しません。

だから印象に残ったシーンをあげるとすると「船の上で、こんがらがったロープをほどいているところ」だったりします。仲間の少年・アリが全然ロープをほどくことができずワーワー言っている横で、「こういうのは落ち着いてやらないと」とおだやかに作業を進める姿がすてきです。
荒くれ物の男性も魅力的ですが、実際に近くにいたら大変ですって!そばにいてもらうならシンドバッドくんのような男性の方がいいですよ、ほんと!

もしかしたら親御さんのなかには、シンドバッドのような息子さんをお持ちの方がいらっしゃるかもしれません。「ケンカして来いよ!泥だらけになって帰って来いよ!」といった具合で、物足りなさを感じることもあるかもしれませんが、いつもおだやかに、やさしくいられることもまた、強さのひとつではないでしょうか。

 

パワハラ上司に耐える悪役

シンドバッドの姿を通じて「いまの子どもたち」の姿を知ることができるように、「大人」の姿を垣間見ることもできました。注目すべきは悪役・ダールです。

シンドバッド ダール

敵組織のひとりである彼は、ボスのガリプ様(なんと石田彰さん!)の指示に従って動き、シンドバッドたちの行く手を阻むのですが、いろいろ悔しい想いをしながら日々働いているのだろうなあと考えると同情心が湧いてきます。

少しでも自分の意見を言おうものなら、ガリプ様に「黙れ」「私の言う通りに動け」と全面シャットアウトされますし、当然ながら失敗は許されません。
子どもたちよ…みんなの父ちゃん母ちゃんたちも、ダールさんのようにいろいろ辛いなかでがんばっているんだぞ…!「やりたくないのにやらなきゃいけない命令」とも、戦っているんだぞ…!

そんな日々のなかで、彼は物語の中盤にて「魔法族のランプ」なるものの存在を知ります。幸いにしてガリプ様からの命令は「シンドバッドとサナを捕らえよ」のみ。
「ランプのことは何も言われていない!」とニヤつく彼は、ランプをゲットして「なんでも鑑定団」あたりに持ち込むつもりだったのかもしれません。
いろいろな制約でがんじがらめの環境下においても、こうして自分なりにやりがいを見出すその姿勢(盗みはいけませんが)!ダールさん、ハート強いです。見習うべきところかもしれません。

物語の終盤で、上司・ガリプ様にブチ切れたダールさんの「現場の人間をなめんじゃねぇぞ!!!」という叫びは実に爽快です。どうかそのシーンを楽しみに、劇場に足をお運びいただきたいと思います。

※上映期間終了いたしました。DVD発売日が決まり次第、お知らせいたします。

 

LINEスタンプもありますよ!

『シンドバッド』のキャラクターデザインを担当しているのは、「世界名作劇場」シリーズを多数手がけてきたアニメーター・佐藤好春(よしはる)さん。「名作」シリーズファンの方にはぜひご覧いただきたい作品です。
同シリーズはあまり見ていなかった、という方も親子でぜひ!
シンドバッドとダールの姿に共感していただけたら、個人的には幸いです(・∀・)フフ

ちなみに、LINEスタンプもあります。
クリエイターズスタンプとして配信中でして、前述の名ゼリフ「現場の人間をなめんじゃねぇぞ!」も、しっかり含まれております。

シンドバッド スタンプ

『長編映画 シンドバッド』 - LINE クリエイターズスタンプ

上司の方にうっかり「現場なめるな」スタンプを送らないように注意してくださいね!


長編劇場映画『シンドバッド』、どうぞよろしくお願い申し上げます。

日本アニメーション40周年記念作品 映画『シンドバッド』


© プロジェクト シンドバッド